Archive for 11月, 2012:

煎茶と葛菓子の親密な関係(一週間)

2012.11.28

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奈良県商工観光館1F西側の実験店舗<MORI>でINOKURA×TSUJIMURAの世界を提案しております。
今日で1週間が経ちました。隣の「来てみて奈良ショップ」にお越しのお客様や外から見える木の設えを見て覗かれるお客様がおられれますが、蚊帳生地の敷居が高く見えるみたいですが、それでも中に入って来て頂くお客様は、お茶と葛菓子がお好きなお客様でした。

お茶のお話や吉野の葛菓子のお話をしたお客様が3日後、辻村さんの所へ行きましたと、ご主人とお二人で報告に来て下さいました。
また何度も足を運んで頂くお客様や、故郷へ帰るお土産にとお茶を買って頂きました。
INOKURAの展開を愉しみにわざわざお越しになったお客様本当にありがとうございます。
お茶に興味のあるお客様には、茶室の中でテイスティングをして頂きます。
今日は、かぶせ煎茶「気宇」の味に満足して頂きました。

12月2日(日)まで出展しておりますので、近鉄奈良駅近くにお越しの際はお立ちより下さい。
テイ―ファーム 井ノ倉

煎茶と葛菓子の親密な関係

2012.11.21

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11月20日(火)から12月2日(日)まで近鉄奈良駅から少し上がったところにあります商工観光館 1F 西側 で「INOKURA×TSUJIMURA」として煎茶と葛菓子の辻村さんとのコラボを行っております。

この期間は井ノ倉のお茶のテイスティングやギフトのご予約も受けたまわります。
ぜひこの期間にティーファーム井ノ倉の提案をご覧頂きたいと思います。

粋翠の会 vol 10

2012.11.18

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おかげさまで粋翠の会、10回を向かえる事が出来ました事感謝いたします。
沢山のお客様に支えられ、毎回月終わる頃には素敵な笑顔を頂き、
私達の心の支えになりました。
粋翠やその他のお茶も楽しんで頂きますが,毎回スタッフが考えている季節のお凌ぎも、評判です。

この会に何回も来ていただくお客様とも親しくさせていただき、
私達もつい時間が長くなってしまいます。

今後も設えや提案を進化させ新しい企画を進めていきたいと思っております。

普段もスタッフがINOKURAのお茶を、丁寧に淹れておりますので
農林会館2F 「煎茶と靴下そして薬草」

          The Sencha‐Tea Room にお越しください。

パークハイアット東京・ピークラウンジ 「プレシャス ティータイム」

2012.11.11

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8月に「新たな挑戦」としてブログで上げたお茶がついに出来上がりました。
パークハイアット 東京 ピーク ラウンジ で「プレシャス ティータイム」として11月限定で、「月ヶ瀬オータムナル」「月ヶ瀬烏龍茶」「蔵出しかぶせ煎茶」「蔵出し焙煎かりがね茶」と4種類のお茶を提案して頂いています。
それに合わせて「月ヶ瀬秋摘み紅茶のマカロン」も新しく追加しアフタヌーンティーのメニューに入りました。

今回私達の作った、お茶のテイスティングとお客様の評価が気になり、 ピーク ラウンジ にお邪魔致しました。」「蔵出しかぶせ煎茶」と「蔵出し焙煎かりがね茶」は定番である商品を1年間冷蔵庫で熟成させたお茶ですので、香りに深みが出、まろやかな味になるのが特徴です。
私達が心配していたのは、、「月ヶ瀬オータムナル」と「月ヶ瀬烏龍茶」でした、7月から紅茶・烏龍茶に適したお茶を選別し、 パークハイアット 東京 にふさわしい上品な香りと味わいのあるお茶を目指してチャレンジしてきました。

紅茶烏龍茶の様な発酵茶は茶葉自体が持つている香りを引き出していくソフトな製造です。
パークハイアット 東京 の皆様も茶摘みや製造にお手伝い頂き、本当にこの企画を成功させようという想いが伝わりました。

ピークラウンジのスタッフの方も試行錯誤の末それぞれに合ったマニアルをつくり出し、こだわりを持って淹れて頂いています。
つくり手と、それを提案するスタッフの方々の妥協しない想いがこの香りと味を創っているのだと、テイスティングした私は感動いたしました。

是非 パークハイアット東京 41F ピーク ラウンジ へお越しください。
http://tokyo.park.hyatt.jp/hyatt/hotels-tokyo-park/news-details.jsp?newsId=46935067

TEIBAN展/松屋銀座

2012.11.01

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TEIBAN展 松屋銀座10月24日~30日 私の設えは2m四方の空間に白の萱生地を貼りリビングに茶室空間の提案というコンセプトで三名のお客様が入って頂きテイスティングして頂こうと思っていましたが、中に入って頂くと外とは別空間でゆっくりとしたお茶会を愉しんで頂きました。

初日は70cm四方の私のスペースで今回設えに持ってきた茶釜を使ってお茶を淹れる事がかなり難しく柄杓の置き場にもこまりましたが、何回か重ねるうちに茶器の置き場も決まり自分流のお茶の手順もできあがってきました。約二畳の茶室に建具職人の山中さんに作って頂いた格子風のにじり口(入口)で敷居が高く感じられるのか、来て頂くのはほぼ茶道をやられているお客様でした。私も煎茶道(靜風流)をやっておりましたが、ここは茶道では無く気楽にお茶を愉しんで頂く場として、井ノ倉流で美味しく淹れるポイントを交えながら茶農家のお茶つくり、畑のお話などさせていただきました。

茶釜で沸かしたお湯はマイルドでいつも以上にまろやかさがあったように思います。
手摘み茶や、玉響、気宇といったかぶせ茶、かりがね茶山笑うも皆様に喜んで頂けた様に思います。
初日に来ていただいたお客様が玉響に大変感激され、最終日に工芸茶のプレゼントを持って来ていただきました。わざわざ足を運んで頂き感激しました。

二日目には私のブログや井ノ倉の載っている雑誌を見て頂き松屋TEIBAN展を待って来ていただいたお客様がこられ、驚きました本当にこの銀座に来て良かったと実感しました。
また、いつも新宿パークタワーでのTEIBAN展に来ていただくお客様が、この度入籍されおめでたという嬉しいお知らせのお土産まで頂きました。

この期間お越しいただいたお客様に、製造工程の深蒸しでは味わえない、標準蒸しの蒼い水色と茶葉本来のINOKURAかぶせ煎茶の旨味を知って頂けた様に思います。
一週間という長い期間、茶室の中でお客様にお茶を振舞えたのも、奈良県のスタッフの方々が洗い物その他のバックアップをして頂いたおかげでした。
今回わざわざ松屋銀座にお越しになったお客様たいへんありがとうございました。

次回のTEIBAN展の構想は私の中に出来上がっています、今回以上にバージョンアップして12月新宿で行われるTEIBAN展に臨みます。
皆様にお会いできる事を楽しみに頑張ります。
                                 ティーファーム 井ノ倉