西新宿街ぐるみnet パークハイアット東京×ティーファーム井ノ倉
2016.02.22
[西新塾パークハイアット東京]「日本の茶〈緑茶・烏龍茶・紅茶〉 つくり方で違うお茶の愉しみ!」
西新宿街ぐるみ www.machigurumi.net
西新塾とは
西新宿 街ぐるみプロジェクトでは、西新宿を「もっと楽しい街、もっと素敵な街」と感じていただけるように、また西新宿で働く方々の交流の場となることを目的をして「西新塾」という交流型企画です。
2013年の講演は奈良の茶文化についてなど少し硬い内容でしたので、一方通行な感じがありました。
2016年は皆様と共有出来るワークショップにしたと考え、普段皆様が飲まれている、紅茶、烏龍茶、緑茶が同じ茶葉から製造の違いで出来るという事をテーマにしお話しさせて頂きました。
皆さん真剣にお話を聞いて下さり、各茶種ごとに司会者との掛け合いで間合いがとれました。
お茶の作り方から各茶の効能、愉しみを通して「お茶の間」を増やして頂きたいと思います。
<井ノ倉の想い>
私の家は茶工場が隣にあり、小さい頃からお茶の香りが好きで、学校から帰るとすぐ工場に行き、刈ったばかりの生葉の中に入って遊んでいた記憶があります。子供ながら、お茶の香りは人に幸せを運ぶものと思っていました。
朝霧がたちこめる奈良月ヶ瀬で、有機肥料を主とした環境にやさしい土作りに取り組み湧き水を使って蒸し、より透明感のある水色(すいしょく)と“まろ味”を目指して製造しております。
お茶の淹れ方は、お湯を冷まし、茶葉に掛からない様に急須の縁からそそぎ、茶葉が八分目開いた状態で、最後の一滴までそそぎ淹れます。
透明な青みを帯びた水滴が、緑の香りを漂わせながら茶碗を満たしていく、この瞬間が、私は好きなのです。
それは、お茶を介して目の前の人と繋がっていくと確信できる瞬間だからです。
いつの時代も、私達が最も大切にしないといけないのは「人と人のつながり」だと思います。
“お茶でも一服”は、それを演出する先人の知恵だと思っています。
最後に、2013パークハイアット東京様と企画させて頂きました Master of Food&Wine 茶摘み映像で茶畑の雰囲気を感じて頂きました。
講演で紹介させて頂いた〈緑茶・烏龍茶・紅茶〉 の淹れ方をレクチャーしながらティスティング頂き、それぞれ愉しんで頂きました。
(緑茶)
(烏龍茶)
パークハイアット東京からソムリエの方に(紅茶)をサーブ頂きました。
緑茶はお湯の温度が大切!
西新塾セミナーにご参加頂きました皆様ありがとうございました。また機会がございましたら、お茶の提案をさせて頂きたいと思います。
また今回企画頂きました西新宿 街ぐるみプロジェクト様パークハイアット東京様、この様な機会を与えて頂きありがとうございました。
ティーファーム井ノ倉