TEIBAN展二日目
2012.12.14
2012.12.14
2012.12.14
2012.11.28
奈良県商工観光館1F西側の実験店舗<MORI>でINOKURA×TSUJIMURAの世界を提案しております。
今日で1週間が経ちました。隣の「来てみて奈良ショップ」にお越しのお客様や外から見える木の設えを見て覗かれるお客様がおられれますが、蚊帳生地の敷居が高く見えるみたいですが、それでも中に入って来て頂くお客様は、お茶と葛菓子がお好きなお客様でした。
お茶のお話や吉野の葛菓子のお話をしたお客様が3日後、辻村さんの所へ行きましたと、ご主人とお二人で報告に来て下さいました。
また何度も足を運んで頂くお客様や、故郷へ帰るお土産にとお茶を買って頂きました。
INOKURAの展開を愉しみにわざわざお越しになったお客様本当にありがとうございます。
お茶に興味のあるお客様には、茶室の中でテイスティングをして頂きます。
今日は、かぶせ煎茶「気宇」の味に満足して頂きました。
12月2日(日)まで出展しておりますので、近鉄奈良駅近くにお越しの際はお立ちより下さい。
テイ―ファーム 井ノ倉
2012.11.01
TEIBAN展 松屋銀座10月24日~30日 私の設えは2m四方の空間に白の萱生地を貼りリビングに茶室空間の提案というコンセプトで三名のお客様が入って頂きテイスティングして頂こうと思っていましたが、中に入って頂くと外とは別空間でゆっくりとしたお茶会を愉しんで頂きました。
初日は70cm四方の私のスペースで今回設えに持ってきた茶釜を使ってお茶を淹れる事がかなり難しく柄杓の置き場にもこまりましたが、何回か重ねるうちに茶器の置き場も決まり自分流のお茶の手順もできあがってきました。約二畳の茶室に建具職人の山中さんに作って頂いた格子風のにじり口(入口)で敷居が高く感じられるのか、来て頂くのはほぼ茶道をやられているお客様でした。私も煎茶道(靜風流)をやっておりましたが、ここは茶道では無く気楽にお茶を愉しんで頂く場として、井ノ倉流で美味しく淹れるポイントを交えながら茶農家のお茶つくり、畑のお話などさせていただきました。
茶釜で沸かしたお湯はマイルドでいつも以上にまろやかさがあったように思います。
手摘み茶や、玉響、気宇といったかぶせ茶、かりがね茶山笑うも皆様に喜んで頂けた様に思います。
初日に来ていただいたお客様が玉響に大変感激され、最終日に工芸茶のプレゼントを持って来ていただきました。わざわざ足を運んで頂き感激しました。
二日目には私のブログや井ノ倉の載っている雑誌を見て頂き松屋TEIBAN展を待って来ていただいたお客様がこられ、驚きました本当にこの銀座に来て良かったと実感しました。
また、いつも新宿パークタワーでのTEIBAN展に来ていただくお客様が、この度入籍されおめでたという嬉しいお知らせのお土産まで頂きました。
この期間お越しいただいたお客様に、製造工程の深蒸しでは味わえない、標準蒸しの蒼い水色と茶葉本来のINOKURAかぶせ煎茶の旨味を知って頂けた様に思います。
一週間という長い期間、茶室の中でお客様にお茶を振舞えたのも、奈良県のスタッフの方々が洗い物その他のバックアップをして頂いたおかげでした。
今回わざわざ松屋銀座にお越しになったお客様たいへんありがとうございました。
次回のTEIBAN展の構想は私の中に出来上がっています、今回以上にバージョンアップして12月新宿で行われるTEIBAN展に臨みます。
皆様にお会いできる事を楽しみに頑張ります。
ティーファーム 井ノ倉
2012.10.17
秋茶の摘採も終わり茶園の管理がひと段落つきました。
気候が秋の涼しさになると茶の木は生育をゆるめ、来年の新芽のために栄養を蓄えながら春を待ちます。
私達が実際にTEIBAN展の様な活動が出来るのは寒い時期だけなのです。
限られた期間を、できるだけ多くの方とお会いしたいと思っております。
この活動は「生産者が生活者との垣根を取り払う」をテーマにロングセラーを目指すモノづくりへの取り組みです。
今回松屋銀座様のステージを使わせて頂き、日本茶を通して和の空間をお一人でも多くの方に愉しんで頂きたいと思っております。
http://www.matsuya.com/m_ginza/exhib_gal/
会期:10月24日(水)~30日(火)
会場:松屋銀座7階 和の座ステージ
最終日 午後5時30分閉場
皆様のお越しをおまちしております。
ティーファーム 井ノ倉 井ノ倉光博
2012.08.20
空中大和茶カフェが終わって一週間ですが、
奈良ホテル様のご厚意でTEIBAN展を8月19日と20日の二日間開催させて頂きました。
新しいお茶のある空間を目指して、金属で作った茶室とカウンターを作ってみました。
シャープな設えにあわせて、奈良ホテルのバーテンの方に水だし茶をシエイカーでカクテル風に出して頂きました。カチャカチャとリズミカルな音に周囲の注目が集まり和風バーの様な雰囲気で、
クリーミーな味わいになり、香りも広がった様にな思いました。
もちろん、二年前から奈良ホテルのラウンジでお使い頂いております
かぶせ煎茶「玉響」もご賞味頂きました。
やはり、お湯を冷まし急須で淹れたお茶は、深みのあるまろやかな味わい(まろみ)があり皆様に喜んで頂けたと思います。
今回は仕切りの無い設えでしたので、より一体感があったように思います。
そして私達奈良ブランドのメンバーが、自分たちの想いを伝える場を与えて頂いた奈良ホテル様に感謝いたします。
急な雨にも関わらず、お越しいただいた皆様ありがとうございました。
ティーファーム井ノ倉
2012.05.11
このたびの茶摘み体験は皆さまにとっていかがでしたか。
茶業は他の農業と同様に、自然との関わりの中で成立しています。
さらには地域の労働力や資源とが一体となって維持されています。
自然と私たち人間の営みの媒介しているのが農業と言えるかもしれません。
このたびのように皆さんが茶摘みに参加されることは、自然と生産者、そして生活の営みがトータルにつながった状況のように私は感じることが出来ました。
安全でおいしいと感じて頂けるお茶づくりへの想いを一層強く持つことが出来、心から感謝しております。
当日は茶葉の露を取り除き、すぐに蒸してから5つの工程で丁寧に揉み込み、水分を徐々に減らしながら、木綿針のように細くて光沢のある茶葉の形に仕上げました。ここまで要した時間は8時間でした。そして翌日、最終仕上げを行い、やっと完成です。
このように煎茶は複雑な作業工程を経て出来あがります。
今回はイーゼル芸術工房の皆さんが来られて素敵な音楽を畑の中で奏でてくれました。
ミュージックという言葉は、音楽・舞踏・学術・文芸などを司るギリシャの女神ミューズに由来し、「ミューズの恩寵にあずかる人間の営み」を表すギリシャ語のム―シケーが語源であるそうです。音楽もお茶も私たちの営みを豊かにしてくれる点では共通しています。
同時に人と人とのつながりを演出してくれる点でも音楽とお茶とは相性が良いと実感しました。
それらのことから連想して、今回のお茶を「音紡/OTOTSUMUGI」と命名させて頂きました。
2012.03.05
きたる3月12日、奈良ホテルさんの御好意によって、「T・E・I・B・A・N JAPAN CLASSICO 奈良展」を開催させていただきます。
この取組みは、このたびで7回目になりますが、奈良の地場産業がそれぞれの“モノづくり”をブラッシュアップさせて、従来の作り手と使い手の関係ではなくて、その垣根を取り払うことに参画者がベクトルを合わせて、製品と想いに対して社会からの評価を仰ごうとするものです。
「空中大和茶カフェ」では、私達茶生産者が、つくり手の想いと一緒にお茶を振舞います。
INOKURAのブースも出展し、奈良ホテルのラウンジでお使い頂いている「かぶせ煎茶“玉響”」や、その他のお茶もご用意しております。
是非とも奈良ホテルに足をお運びください。
◇日時:2012年3月12日(月) 10:00~18:00
◇場所:奈良ホテル 金剛の間
◇住所:奈良市高畑町1096
2012.02.03
2011.12.07
12月1日~4日まで東京新宿パークタワーでおこないましたTEIBAN展のしつらえは、夏に奈良県庁の展望室でおこなった空中大和茶カフェの舞台をそのまま持ってきました。
OZONEの広いスペースでは、かなりの存在感を感じさせてくれました。
この企画を心待ちにしてOZONEに問い合わせて頂いたお客様や、この企画を待てずに急須と茶葉を購入して頂いたお客様や、リピーターのお客様もお越しになり大変楽しいひと時でした。
前回より狭いINOKURAのブースでしたが、ゆったりとくつろいで頂いたと思います。
今回から奈良ブランドに参加された、奈良ホテル様のギャラリーでは大正時代の将棋テーブルがモダンで重厚な雰囲気を醸し出していました。
空中大和茶カフェスペースでは、いつものように茶農家のメンバーが丁寧に美味しいお茶の淹れ方や、煎茶に対するそれぞれの想いを伝えていました。
これからも、一人でも多くの方と出会い、INOKURAの想いと、美味しい日本のお茶の魅力を知って頂きたいと思います。
◆ 井ノ倉茶園 井ノ倉光博
奈良県奈良市月ヶ瀬桃香野4882
TEL/FAX 0743-92-0724
E.mail inokura-chaen@kcn.jp