カテゴリー ‘ブログ’

粋翠の会 vol 10

2012.11.18

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おかげさまで粋翠の会、10回を向かえる事が出来ました事感謝いたします。
沢山のお客様に支えられ、毎回月終わる頃には素敵な笑顔を頂き、
私達の心の支えになりました。
粋翠やその他のお茶も楽しんで頂きますが,毎回スタッフが考えている季節のお凌ぎも、評判です。

この会に何回も来ていただくお客様とも親しくさせていただき、
私達もつい時間が長くなってしまいます。

今後も設えや提案を進化させ新しい企画を進めていきたいと思っております。

普段もスタッフがINOKURAのお茶を、丁寧に淹れておりますので
農林会館2F 「煎茶と靴下そして薬草」

          The Sencha‐Tea Room にお越しください。

パークハイアット東京・ピークラウンジ 「プレシャス ティータイム」

2012.11.11

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8月に「新たな挑戦」としてブログで上げたお茶がついに出来上がりました。
パークハイアット 東京 ピーク ラウンジ で「プレシャス ティータイム」として11月限定で、「月ヶ瀬オータムナル」「月ヶ瀬烏龍茶」「蔵出しかぶせ煎茶」「蔵出し焙煎かりがね茶」と4種類のお茶を提案して頂いています。
それに合わせて「月ヶ瀬秋摘み紅茶のマカロン」も新しく追加しアフタヌーンティーのメニューに入りました。

今回私達の作った、お茶のテイスティングとお客様の評価が気になり、 ピーク ラウンジ にお邪魔致しました。」「蔵出しかぶせ煎茶」と「蔵出し焙煎かりがね茶」は定番である商品を1年間冷蔵庫で熟成させたお茶ですので、香りに深みが出、まろやかな味になるのが特徴です。
私達が心配していたのは、、「月ヶ瀬オータムナル」と「月ヶ瀬烏龍茶」でした、7月から紅茶・烏龍茶に適したお茶を選別し、 パークハイアット 東京 にふさわしい上品な香りと味わいのあるお茶を目指してチャレンジしてきました。

紅茶烏龍茶の様な発酵茶は茶葉自体が持つている香りを引き出していくソフトな製造です。
パークハイアット 東京 の皆様も茶摘みや製造にお手伝い頂き、本当にこの企画を成功させようという想いが伝わりました。

ピークラウンジのスタッフの方も試行錯誤の末それぞれに合ったマニアルをつくり出し、こだわりを持って淹れて頂いています。
つくり手と、それを提案するスタッフの方々の妥協しない想いがこの香りと味を創っているのだと、テイスティングした私は感動いたしました。

是非 パークハイアット東京 41F ピーク ラウンジ へお越しください。
http://tokyo.park.hyatt.jp/hyatt/hotels-tokyo-park/news-details.jsp?newsId=46935067

TEIBAN展/松屋銀座

2012.11.01

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TEIBAN展 松屋銀座10月24日~30日 私の設えは2m四方の空間に白の萱生地を貼りリビングに茶室空間の提案というコンセプトで三名のお客様が入って頂きテイスティングして頂こうと思っていましたが、中に入って頂くと外とは別空間でゆっくりとしたお茶会を愉しんで頂きました。

初日は70cm四方の私のスペースで今回設えに持ってきた茶釜を使ってお茶を淹れる事がかなり難しく柄杓の置き場にもこまりましたが、何回か重ねるうちに茶器の置き場も決まり自分流のお茶の手順もできあがってきました。約二畳の茶室に建具職人の山中さんに作って頂いた格子風のにじり口(入口)で敷居が高く感じられるのか、来て頂くのはほぼ茶道をやられているお客様でした。私も煎茶道(靜風流)をやっておりましたが、ここは茶道では無く気楽にお茶を愉しんで頂く場として、井ノ倉流で美味しく淹れるポイントを交えながら茶農家のお茶つくり、畑のお話などさせていただきました。

茶釜で沸かしたお湯はマイルドでいつも以上にまろやかさがあったように思います。
手摘み茶や、玉響、気宇といったかぶせ茶、かりがね茶山笑うも皆様に喜んで頂けた様に思います。
初日に来ていただいたお客様が玉響に大変感激され、最終日に工芸茶のプレゼントを持って来ていただきました。わざわざ足を運んで頂き感激しました。

二日目には私のブログや井ノ倉の載っている雑誌を見て頂き松屋TEIBAN展を待って来ていただいたお客様がこられ、驚きました本当にこの銀座に来て良かったと実感しました。
また、いつも新宿パークタワーでのTEIBAN展に来ていただくお客様が、この度入籍されおめでたという嬉しいお知らせのお土産まで頂きました。

この期間お越しいただいたお客様に、製造工程の深蒸しでは味わえない、標準蒸しの蒼い水色と茶葉本来のINOKURAかぶせ煎茶の旨味を知って頂けた様に思います。
一週間という長い期間、茶室の中でお客様にお茶を振舞えたのも、奈良県のスタッフの方々が洗い物その他のバックアップをして頂いたおかげでした。
今回わざわざ松屋銀座にお越しになったお客様たいへんありがとうございました。

次回のTEIBAN展の構想は私の中に出来上がっています、今回以上にバージョンアップして12月新宿で行われるTEIBAN展に臨みます。
皆様にお会いできる事を楽しみに頑張ります。
                                 ティーファーム 井ノ倉

松屋銀座 / TEIBAN展

2012.10.17

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秋茶の摘採も終わり茶園の管理がひと段落つきました。
気候が秋の涼しさになると茶の木は生育をゆるめ、来年の新芽のために栄養を蓄えながら春を待ちます。
私達が実際にTEIBAN展の様な活動が出来るのは寒い時期だけなのです。
限られた期間を、できるだけ多くの方とお会いしたいと思っております。
この活動は「生産者が生活者との垣根を取り払う」をテーマにロングセラーを目指すモノづくりへの取り組みです。
今回松屋銀座様のステージを使わせて頂き、日本茶を通して和の空間をお一人でも多くの方に愉しんで頂きたいと思っております。

http://www.matsuya.com/m_ginza/exhib_gal/
会期:10月24日(水)~30日(火)
会場:松屋銀座7階 和の座ステージ
最終日 午後5時30分閉場

皆様のお越しをおまちしております。
ティーファーム 井ノ倉                   井ノ倉光博

「粋翠の会 -長月-」秋のカオリ

2012.10.01

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「粋翠の会 -長月-」秋のカオリ
8月は県庁で行いました空中大和茶カフェや奈良ホテル様で行いましたTEIBAN展がありお休みさせて頂きました。
今回で9回目になります粋翠の会、残暑がまだ厳しい気候の中この日は涼しげな陽気でした。
久しぶりに農林会館に来ると,とても懐かしい気持ちになりました。
お客様もなじみの方がお友達を連れて下さったり、春の茶摘みにお越しいただいた方々のお顔も拝見でき、本当に私達は皆様に支えられているのだと実感いたしました。
始まりに自分の生い立ちやお茶に携わったお話などでより深くINOKURAを知って頂けた様な気がしました。
いつもながらスタッフが工夫を凝らして旬のお野菜を使ったお凌ぎを作ってくれました、なかなか美味しくお客様に好評でした。
おかげさまで、次回で粋翠の会は10回目になります、何か特別な提案ができたらと考えております。
現在予定しております日にちは11月17日(土)ですまた改めてご案内をさせて頂きます。
       
THE SENCHA TEA ROOM 「煎茶と靴下、そして薬草」店頭での受付、
thesenchatearoom@gmail.com宛てメール 
または、お店(070-5438-2016)まで、
ご連絡お願いいたします。

ティーファーム井ノ倉×LIVETART ワークショップ

2012.09.17

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東京丸の内にLIVETART(リベタート)と言う高級雑貨ショップが3月1日にオープンしました。

今年2月のTEIBAN展でお越しになったバイヤーの方の厚い御誘いで、このショップオープンに伺いました。設えやセンスが自分達の方向と一致したのと、素晴らしい作家さんの作品が並べられたいたので、商品を納める事を決めました。井ノ倉の商品は5月の新茶から並べて頂いています。
もう少し早くワークショップをさせて頂けばよかったのですが、摘採の最盛期と茶園管理が落ち着く
9/15日に開催させて頂きました。

11時15時18時の各二時間でした。この日のためにスケジュールを調整していただいた方や、東京での企画をお待ち頂いていた方からのお電話を頂きLIVETARTワークショップにわざわざお越しいただいた方、 LIVETARTファンのお客様本当にありがとうございました。
皆様の席に座らせて頂き気さくなお茶会の様に、私も楽しく進める事ができました。
最後まで熱心に聞いて頂き、質問もいっぱい頂き、お茶に対する関心の高さが感じられました。

後日お客様「あらためて日本の良さを実感する事が出来ました」とお礼のお手紙を頂き感激しました。 
私達の活動が少しでも皆様に通じたのだと思うと本当に勇気づけられます。
次回は、全国茶品評会手摘み茶を飲んで頂く「粋翠」の会を行いたいと考えております。
次回のLIVETARTワークショップで皆様にお会いできる日を楽しみにしております。
ティーファーム井ノ倉                 井ノ倉光博

新たな挑戦

2012.08.23

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おかげさまで、4年前からパークハイアット東京・ピークラウンジで「最高級煎茶“大和茶”」として井ノ倉のかぶせ煎茶をお使い頂いております。ブランドを目指す私達としては、自分たちの軸となる場所と思っております。
今回ホテルからのご提案で紅茶と烏龍茶を秋の企画で提案したいというお話を頂き、チャレンジする事になりました。
昨年から緑茶機械を使って紅茶を作りましたが、また新しい商品として、ウーロン茶にも挑戦しするため、台湾製の炒青機(炒り蒸器)を購入しました。

大切なのは茶葉ですが、萎凋(いちょう)萎らせる事で茶葉特有の香りが出ます。
この機械を使うことにより、青句味を取り、微発酵のウーロン茶を作ることができます。
それと並行して紅茶機械も設置しました。
茶葉も緑茶のように元気で柔らかい葉を作るのではなく、香り立つ様な紅茶ウーロン茶にするため、別の茶園で自然農法茶園に取り組んでおります。
この特別な秋摘みオータムナルは、「蔵出しかぶせ煎茶とウーロン茶・紅茶」として パーク ハイアット 東京 の41階に位置する「ピーク ラウンジ」の11月限定メニュー「プレシャス ティータイム」のために、お使い頂く事になりました。

http://tokyo.park.hyatt.com/hyatt/hotels-tokyo-park/entertainment/dining_detail.jsp?itemDesc=fboutlet&itemId=1001059
上品なウーロン茶・紅茶を作るため、INOKURA第二工場で、私が在学しておりました、農林水産省茶業研究所の製造スペシャリスト深津修一先生と武田善行先生にお世話になり、テーター研修を行いました。
甘く香ばしい日本の微発酵茶は、最近の食文化に合いそうな予感がします。
これからも、香り味の可能性のあるかぎり挑戦を続けていきたいと思っています。

TEIBAN-2012/奈良ホテル

2012.08.20

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空中大和茶カフェが終わって一週間ですが、
奈良ホテル様のご厚意でTEIBAN展を8月19日と20日の二日間開催させて頂きました。
新しいお茶のある空間を目指して、金属で作った茶室とカウンターを作ってみました。
シャープな設えにあわせて、奈良ホテルのバーテンの方に水だし茶をシエイカーでカクテル風に出して頂きました。カチャカチャとリズミカルな音に周囲の注目が集まり和風バーの様な雰囲気で、
クリーミーな味わいになり、香りも広がった様にな思いました。
もちろん、二年前から奈良ホテルのラウンジでお使い頂いております
かぶせ煎茶「玉響」もご賞味頂きました。

やはり、お湯を冷まし急須で淹れたお茶は、深みのあるまろやかな味わい(まろみ)があり皆様に喜んで頂けたと思います。
今回は仕切りの無い設えでしたので、より一体感があったように思います。
そして私達奈良ブランドのメンバーが、自分たちの想いを伝える場を与えて頂いた奈良ホテル様に感謝いたします。
急な雨にも関わらず、お越しいただいた皆様ありがとうございました。
                                  ティーファーム井ノ倉

空中大和茶カフェ/2012

2012.08.13

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8月9日から12日まで奈良県庁6階展望フロアーで行いました「空中大和茶カフェ」は今年で4回目になります、初回から比べるとメンバーの立ち居振る舞いも向上してきたと思いますがいかがでしたか。

私も司会やお茶を淹れさせていただきました。
緊張もありましたがお客様の暖かい笑顔に包まれて愉しんで行うことが出来ました。
そして、緊張を経験することが私たち自身のブラッシュアップにつながっていくのだと実感します。
前回お越しになったお客様や、大阪農林会館のショップで行っている「粋翠の会」に参加頂いているお客様のお顔も拝見できて心強く思いました。
早くからご予約頂き、わざわざ奈良県庁の展望フロアーまでお越しいただき本当にありがとうございました。
初めてお越しになったお客様も喜んで頂けた様に思います。
「来年もやって下さい、行きますから」と嬉しいお言葉も頂き4年間続けてきてよかったと実感致しました。

このプロジェクトは奈良県庁職員の方が、茶農家の想いを伝える場を作ろうという熱心な働きかけから始まりました。企画構成や予約、設営、当日の裏方などすべて奈良県庁職員のボランティアの方々に支えられ私達は舞台に立たしてもらえたのです。この様な職種を超えた横の繋がりは異例だと思います。そしてこの様な活動は地域に活力を取り戻すとともに、私達のモチベーションにも繋がります。そのように沢山のエネルギーが集まることで皆様に共感して頂けているのではと感じております。

私達は奈良県にも高品質な煎茶が存在することを広めていきたいという目標がありますが、その前に丁寧に「急須で淹れた煎茶の美味しさ」を知って頂く事と、お茶を通して会話する「お茶の間」を提案したいと考えています。
是非ともお茶のある生活、日本の煎茶の文化を再認識して頂ければありがたいと思っております。
                                     井ノ倉光博
                                                           
 

2012/空中大和茶カフェ

2012.08.05

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空中大和茶カフェのご案内
暑中お見舞い申し上げます。
この夏も空中大和茶カフェで皆様とお会いできるのを楽しみにしております。
2012
August 9-12
■18:30~ (入替え制)
■奈良県庁展望スペース
◎会 場 : 「空中大和茶カフェ」/ 奈良県庁展望スペース 
               奈良市登大路町30番地
◎日 時 : 2012年8月9日(木)~8月12日(日)  
 
①18:30-19:10
②19:15-19:55
③20:00-20:40
④20:45-21:25
◎内 容 :茶農家による煎茶の真髄を御体験いただけます。
◎料 金 : 1,000円(極上大和茶、お菓子、お茶のお土産)
◎定 員 :各回15名
◎予約制 :EメールかFAXで≪8月7日(火)締切り≫
     ①氏名 ②電話番号 ③希望日時 ④参加人数
     *先着順
     *当日券若干あり(各日当日18:00~県庁屋上にて販売)
◎主 催 :空中大和茶カフェ実行委員会(代表 荻木 茂雄)
◎問合せ :空中大和茶カフェ実行委員会事務局(奈良県庁商業振興課内)
TEL 0742-27-8806
FAX 0742-22-4603
Eメール syogyo@office.pref.nara.lg.jp
■ http://sencha.exblog.jp/   *雨天中止